佐々木 禅 油滴釉天目茶碗 入荷!!

2017年01月28日(土)

春の足音が聞こえてくる今日このごろ皆様いかがお過ごしでしょうか。 さて、本日ご紹介させて頂くのは佐々木禅氏の油滴釉 天目茶碗になります。 IMG_5668   天目とは… 中国4千年の文化の中でつちかわれた陶器です。 鎌倉時代、中国の浙江省天目山で使われていた茶碗が日本に到来し、天目山の茶碗ということで「天目」といわれます。 天目茶碗の中でも最も重視されるのが七種の天目です。曜変、油滴をはじめ、建盞、烏盞、灰被、黄盞、玳皮盞の七種の天目をいいます。これらの天目茶碗は、一度に多くを焼いたものの中で偶然に焼きあがったものだと思われますが、もう一度同じ茶碗を作ろうと思って100%同じ条件(窯の中の温度、窯の中の雰囲気、釉薬の調合など)で焼いても同じものはできません。現代の管理しやすい窯で焼いても同じものがつくれない、世界に二つとないものです。 その中でも油滴釉窯変茶碗とは、油滴天目だけでなく、全体窯変の中に油滴がでている作品をいいます。 微妙な変化を見せる油滴文様が魅力的な佐々木禅の鉄釉は、金属器のような端正な造形と調和し、神秘的で荘厳な印象を与えます。見る人が「宇宙を感じる」といわれる所以です。 一見の価値有りの一品になります。 野洲店では茶器や香炉、鉄瓶や甲冑等、骨董や時代物も取り扱っております。蔵の整理や古民家の解体時の出張査定も承っております。ぜひ一度お電話下さい。(*当店では、出張査定のお願いをご自宅に一方的にお電話させて頂く事は一切致しておりません。ご注意下さい。) 佐々木禅 陶歴 1949年  岡山に生まれる 1971年~79年 木村盛和先生に師事。盛和先生の二番弟子でありながら、天目釉(油滴、木葉窯変)の時代から、「鉄釉の技術を最もよく習得した」と盛和先生より認められました。 1973年  京都府立陶工訓練校卒業 1979年  福井県丹生郡朝日町佐々生に築窯し独立 1980年  日本伝統工芸展入選(以降 ’82 ’87 ’90入選) 1990年  日本工芸会正会員 1996年  横浜高島屋個展(’99 ’02 ’04  ’06 ’08 ’10 ) 「ドーナツ」とよばれる、油滴が二重に現れる「燿珠天目茶碗」で独自の境地を拓く。 1997年  大阪高島屋個展(’00 ’03 ’06) 1998年  米子高島屋個展(’00 ’02 ’05 ’08) 1999年  京都高島屋個展(’02 ’05 ’08 ’12) 2000年  名古屋高島屋個展(’04 ’07 ) 2002年  岡山高島屋個展(’04 ’07 ) 2008年  越前大谷寺に伝わる不老長寿の霊石を釉薬として用いた 「土面天目」「土面釉」「油滴越山釉」の作品を発表

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